ストーリーセラー/有川浩




ご無沙汰しております。
@gsnoh3836でございます!



前記事とかぶるのですが、今回も有川さん。



新潮社さん出版


有川浩さん作

ストーリーセラーです!




まずはあらすじから、


小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた―。極上のラブ・ストーリー。「Story Seller」に発表された「Side:A」に、単行本のために書き下ろされた「Side:B」を加えた完全版。



前回と作者被りしてる挙句、
構成まで似た感じですね、、、

二部構成になっております。




有川さんが綺麗なハッピーエンドじゃないお話書いてるの珍しいですね!
前記事でも書きましたが、読後感の良さが素晴らしい作家さんなので、たとえ皆幸せハッピーエンド!な展開じゃなくても不思議と嫌悪感や喪失感はありませんでしたね。


さて、この話は、ネタバレになるかもしれませんが、



あ、ネタバレ注意です。














sideAでは小説家である妻が亡くなります。
sideBでは小説家の夫が亡くなります。


私、決して涙腺が緩い方ではないのですが、泣きツボというのが、分かりやすく泣けるもの、でして、この話号泣でした(笑)


そろそろ感想を、

本読みなら分かると思うのですが、意味は分かるけどちょっと難しい言い回しってあるじゃないですか?本作に倣って言えば贅沢を潤沢と言ったり、みたいな。それがふんだんに使われていて、尚且つ あら素敵 という気持ちをお話の中で代弁してくれるわけです!!!!!これは興奮します!!!!有川さんの作品って言葉も素敵で秀逸でっていう私たちが有川さんの作品に思う気持ちを本の中のキャラクターが代弁してくれるんです!とても楽しい!!!!


読書を少しでも嗜む人は興奮を覚えずには読みきれない一冊と断言します!




またセリフ、口語文もやっぱり相変わらず気持ちの高ぶりを抑えられないものばかりで!


ストーリーセラーは有川作品に珍しい表現方法も含まれており一度、必ず一度は圧倒されること、約束いたします!!!!(笑)



毎度毎度のことながら男女の掛け合いも素敵でした!!!!!sideBでの掛け合いはクジラの彼を彷彿させました!!






読後感は確かに良い!素晴らしいのですが有川作品を読むたびに








「あ゛〜  こんな素敵な恋人が欲しい」と感じるのは人間の摂理であって、決して寂しい身であるから ではないと思いたいですね、









それでは。