ぼくは明日、昨日のきみとデートする/七月隆文

 
 
 
 
ご無沙汰しております。gsnoh3836です。
 
 
 
テストやらなんやらで本が読めず
何度か思考力がなくなりかけました(笑)
 
 
 
しかしですね、相変わらずシリーズ物を読んでるんで、また過去に読んだ小説の感想をかきます!!!
 
 
 
 
今回は
 
 
 
宝島社文庫さん出版
 
 
 
七月隆文さん著
 
 
 
ぼくは明日、昨日のきみとデートする   です。
 
 
 
 
 
はい、ではあらすじ!
 
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
 
 
 
 
最初は表紙買いだったんです。本屋さんで平置きしてあって、あ、この表紙の絵よく見る人のだ。って。
 
 
 
 
ときめく、し、吃驚する、し、
 
 
なんていうか、このあらすじにもあるんですけど読み終わった後にもう一度読みました。
 
 
 
 
ああ!!!なるほど!!!!!ああ!!!!
 
 
 
と叫びながら(笑)
 
 
 
 
悲しくて幸せで美しい恋愛物語です。
 
 
 
 
一目惚れの恋からお話は始まります。
 
 
 
とても初々しくてほほえましくて仲睦まじい甘いストーリーが前半を占めます。だからこそ、後半は読むのが辛くなるかもしれない。実際に私はそうなった。いつもなら気になって終盤は一気読みが常な私だが、この小説は最後を見届けたくないと感じた、読み終わりたくない、と感じた。途中でやめることはしなかったが、確実にペースダウンをした記憶がある。
 
 
 
 
感じたこととしてはストーリーの難しさ、かな。全体像が見えない構造だから最初は戸惑うかも。だからこそ衝撃の結末、な、わけだが。
 
 
 
 
 
ここまで少しネガティブ要素を記したが、オススメしたい一冊ではある。タイトルからSF臭がするので手が出しにくいかもしれないが、設定としては既視感もあり読みやすいと感じる。
 
 
 
この本の素晴らしいところはプロローグとエピローグのつながりである。支離滅裂な文章ではなく、緻密に計算されたものであり、例えるなら環状線のようなものがたり(笑)円状というか。この支離滅裂にならないというのは大切な要素であると考える。文章を書くにあたって重要な資質であり項目である。わたしはなかなかできないが。身につけていきたい。
 
 
 
最後まで読みきれる人だけ読んでほしい。
 
 
 
 
飽きたら途中でも本を辞めれる人、は、あんまりオススメしない。最後まで読まなきゃダメな小説!!
 
 
 
あと、電車で読むのオススメかな!
逆にリンクして泣いちゃいそうだけど!!
電車で読むと、なんていうの?臨場感というか想像力というか。
 
 
 
通学、通勤の合間に是非!