光の帝国-常野物語/恩田陸

 

 

 

非常にご無沙汰しております。

gsnoh3836でございます。

 

 

本は読んでいたのですが、なかなか更新できず。

 

 

 

 

久しぶりの更新の作品はコレ。

 

 

 

 

 

集英社文庫さん出版

 

 

恩田陸さん著

 

 

光の帝国 常野物語

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ引用します

 

 

 

 

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

 

 

 

 

 

そう!ファンタジーなのです!

 

 

 

ファンタジーって少し抵抗があります。今はそうでもないのですが、以前はそうでした。

 

 

ファンタジーってやっぱりシリーズものだったり長編のイメージが強く、また舞台が日本でないことから私の苦手な横文字が多いというのも理由の1つでありました(笑)

 

 

 

 

 

ですが、当作品は日本、そして短編!読みやすいのではないか!と。

 

 

 

 

読んだ感想として、第一に、

感動しました。

 

 

 

 

私読み始めて30ページで感動の波が訪れ、涙を流しました。

 

 

 

心地の良い情報過多と

度々変化する感情で情緒不安定になりながら

とても楽しく読めました。

 

 

 

 

それぞれの短編が

深いところで関わっていたり

随所で混じり合ったり

違う話ではあるけれども

複雑に絡み合っている

 

 

そんな短編集で、何度も読み返しました。

 

 

 

 

悲しいお話であるのですが、不思議と心が温かく優しくなる一冊でした。

 

 

 

私も常野の人たちのような

人生観で生きたいなあ、、、

 

 

 

 

 

 

是非一読を