クジラの彼/有川浩

 

ご無沙汰しております。gsnoh3836です。

 

本年もよろしくお願いしますね。

 

 

 

さて、今回は

 

 

角川文庫さん出版

 

 

有川浩さん作

 

 

クジラの彼  です!

 

 

 

 

有川さんの作品いくつか乾燥機(笑)にかけましたけれど、本作こそが有川さんの魅力にハマった初めの一冊になります。

 

 

 

私気づいてます。

 

 

 

有川さんの小説について書くとブログアクセスが伸びること!!!!!!!!!!!!!!

 

 

ここでウザいと思われて去って行かれそうですね…wwwww

 

 

まぁ、アクセス数なんて関係なく

有川さんが好きだから書くのですよ。本当に(笑)

 

 

 

 

さぁ、いつも通りあらすじから始めましょうか。あらすじと言うよりamazonさんの商品説明ですね。

 

 

『元気ですか?浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる…。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外編も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服ラブコメシリーズ第1弾。

 

 

 

いつも青系の色にしていたのは覚えているんだけど

水色だったか濃い青だったか忘れちゃうのよね。

きっと今までの記事も統一感ないわ。

 

 

 

はい、いつも前置きが長いのでさっさと小説の話しますよ!

 

 

 

今回の記事、結構ネタバレに近い路線走っちゃうかもしれない。嫌な人は今すぐUターンしてくださいっっっっ<(_ _)>

 

 

 

本作は自衛隊に因んだ短編恋愛小説が6編入った短編集です。

ラブロマ好きの作者様が、開き直っちゃった!と言った作品である。

 

 

ベッタベタで甘々な有川ラブコメの代表作と言ってもいい!

 

 

この作品、「空の中」「海の底」の収録されています。

もちろんこの二作を読んでからだとより楽しめますが、読んでなくても楽しめちゃいます。

 

 

ここからは主観ですが、

べたべたで甘々な有川作品が、チープで安っぽくならない理由知ってます?例えば携帯小説とかって起承転結みたいなものがはっきりしているじゃないですか?ベタ甘だろうと切ない恋だろうと、楽しい時期があって、ライバルが現れ、乗り越えなきゃいけない壁が現れ、感動的フィナーレ。みたいな流れがあるじゃないですか。恋愛作品を盛り上がらせるためにハプニングや障害って多分必要だと思うけれど、有川作品は仮にそれがなくても面白いしときめくと思うんです。それは何故か?私は有川さんの言葉遣いがなす業だと思うんです。文才とかね。言葉遣いって丁寧とか乱暴とかそういう意味でつかわれること多いですけど、私は作家さんの武器だと思います。魔法使いの仕事道具が魔法であるように、作家さんの仕事道具は言葉ですよね。まあ何の話してるか分からんくなりましたが、要するにこの仕事道具の言葉が強くて美しくて絶品といいますか。まあそういうことです。

 

 

常々このブログで言っていますが

有川さんの小説は対話文が美しい。面白い。

 

 

 

 

 

わたしがそう感じるのは特に最初の話、いわゆるクジラの彼のハルとの会話、それこそ最初の合コンの会話からツボでしたね。

 

あ〜この言い回し好きすぎい。って思うところをそう言うところいいねって褒めてるんですよ作中でも。それで更に私の気持ちは盛り上がり、テンポよく読めるし、楽しいし、わたしもこういう言い回ししたいなって思うのです。

 

 

私がこの小説を何回も何回も読むのは

ただ、好きだからという理由だけではなく

 

浄化目的があります。浄化目的なんて言ったら失礼かもしれないけれど。

 

私は古本で小説を購入することが多いので、人気なものだったり話題のあるもので小説を選ぶことは少ないです。なので面白い小説を探す手段として、多種ありますが、1番利用するのは、私が好きな小説を好きな人が、オススメする小説を読むということです。分かりにくい文になっちゃいましたが、例えば"クジラの彼  舟を編む  オススメ"とかいう風に好きな小説を2つ並べて検索かけるんですね。

 

 

そうしますと、割と似た系統の小説が続くことがあるんです。以前、女の人のドロドロした話みたいな系統の小説を立て続けに読んだことがあります。それは前述した手段で探し、まとめて何冊も買ったからなのですが、良作だろうとなんだろうと、やはりそのような内容は気持ちが沈んだりすることが多々あり、なんか違う小説読みたい。もうこんなドロドロしたの嫌だ。なんて思っちゃうんですよね。根本的には好きなんですけど。

 

 

そういうときにクジラの彼を読むんです。

どんな感情の時でも、

テンポよく読め、気持ちが高まり、キュンキュンして本当にルンルンになれます。

 

 

このテンポよく読める。何度読んでも続きが読みたいと思える。この要素を満たす小説ってそこまで多くないと思うんです。一度読むだけではもったいないと感じる小説には今まで多々出会いましたが、1ヶ月間隔で読めるっていうの少ないと思います。少し内容を忘れちゃってるくらいの方が面白く楽しく読めるじゃないですか。この作品は内容を覚えてて先の展開が全て予想できても楽しく読めます。

 

 

本当に魅力的な作品。

 

 

 

絶対後悔しないので

是非買って読んでみてください。

 

 

図書館とかで読んじゃうと

一冊家に置いておきたい!!!!

けど一度読んだからもったいない!!!!

という損な葛藤をする羽目になります!!!

 

 

 

是非是非!ご購入をオススメします!!!

 

 

ほんとうはアマゾンのリンクでも貼っておきたいですが、アフィ系を混ぜるのはこのブログの目的に反するのでやめておきます!!!でも買って読んでね!!!!

 

 

 

 

 

支離滅裂な文章になりましたが…

 

買ってください!!!(しつこい)

 

 

 

 

それではまた!次の記事で!会いましょう!